Vol.26 パニック障害のクスリ
私が最初のパニック発作になってからいくつかのクスリを服用してきました。おそらくパニック障害用の代表的なものばかりかと思います。
今回は時系列でこれを書きますが、あくまで個人的な感想です。当然、人によって効き目や感じ方は大きく異なると思いますので、鵜呑みにしないでください。
そんなこともあるのかな、というくらいに見ていただければと思います。
あと、おそらく、薬も色々と種類があるのだと思います。
人によって効き目の感じ方が違うと思いますので、どうにも合わない場合は、医師に伝えた方が良いと思います。
では、
■はじめのお薬
詳しい分量は忘れましたが、デプロメールは朝晩、ソラナックスは朝昼晩だったような気がします。
はじめての薬でしたが、効いていたのか効いていないのか、あまり実感はありませんでした。その時は、とにかくしばらくずっと飲み続けていれば、そのうち症状がなくなるものだろうと思って、何も考えずに飲み続けていました。
2、3カ月経った頃でしょうか。
具合は良くなるどころか、悪化してきたので、担当の医師に伝えました。
どうすればいいのかわからず、途方に暮れて助けてほしいと思って伝えたのですが、医師の回答は、「お薬増やしましょう」でした。
今となっては
「医師は薬の処方を判断する人」
と身に染みてわかっていますが、当時はそんなことわかっていません。
その時の落ち込み様はひどかったです。出口がますますわからず、混沌としていました。
と、いうことで薬の分量は変わりましたが、種類は変わりませんでした。
ところで、デプロメール(ルボックス)という薬は、私は合いませんでした。
飲むと胃がむかむかするんです。
しかも、薬を飲まなくなった時の反動がすごく大きかったです。(個人的な感想ですが)
少し古い薬なのかもしれないですので、今は服用されている方はそれほどいないのかもしれません。でも、これに頼るしかないので、後に薬を切り替えるまでずっとデプロメールは飲み続けました。
その後、最初の転院では薬は変わりませんでしたが、2回目の転院で変わりました。
デプロメールはやめて、セパゾンを朝昼晩、ソラナックスは頓服になりました。
>>>一度目の転院については、こちら
>>>二度目の転院については、こちら
ここで、デプロメールをやめることになったのですが、しばらく頭がキンキンしていました。それが原因で具合が悪くなることもあったり。ただ、その後、セパゾンを飲み続けていたら無くなったように思います。
次に大きな揺り戻しがあったことで、3度目の転院をしたのですが、そこでまた薬はかわりました。今度は、セパゾンからレクサプロへ。
転院してすぐには変わらず、変わったのはしばらくたってからでした。
このクリニックでは複数の医師が曜日替わりで担当していました。この医師たちは、他の病院に勤務しているのですが、その曜日だけそのクリニックで診察を受けているのです。
なので、いい先生に出会えたと思っても、しばらくするといなくなってしまうようなことが何度もありました。
以前のように、先生に過度な期待を持っていたら、変わる度に落ち込んでいたと思います。この頃には割り切っていたので、さほど落ち込むことはありませんでした。
先生が何度も変わっていたある時、その変わったタイミングで薬も変更となったのです。
結果的に、この薬が効いたのだと思います。
カウンセリングも受けて、自分自身の考え方も変わってきたところでしたので、全部が薬の効果ではないかもしれませんが、以前の薬よりは良かったのだと思います。
しばらくして、毎日は飲まなくても良くなってきました。
ただし。。。
薬をやめ始めると、頭の中の神経がピリピリするような、頭がキンキンするような、これが反動なのかもしれませんが、その症状はまだまだ出ています。
まだ、完治はしていないのです。
次回はもう一度、カウンセリングの効用を書こうかと思います。